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スリランカ DINAMINA新聞 1989年3月17日 (翻訳)
1989年奨学認証式出席のログバンダーラム教育大臣の談話
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----- 以下掲載記事全文
≪「貧しい子どもたちへの日本の方々の助力に感謝している」≫
3月14日にコッテの公立学校を使って行われた、日本からの
奨学を受ける学生の認証式で、出席したログバンダーラム
教育文化情報大臣は、次のように語った。
「貧困という状況を克服して自らの道を切り開くことは、
子どもにとっての権利である。
そのために日本の市民から行われる支援は、真に意義深い。
この活動に対して、政府は最大限の協力をしたい。
この奨学制度がもつ社会的目的を成功させるために、
奨学金を受ける教育里子たちは、
国・親・兄弟たちにとって誇りとなる人間となるよう
努力しなければならない。
教育里親と縁ができた功徳、自分への責任、社会への恩返し
といった気持が大切だ。」
スリランカー日本教育文化センターのU.スマンガラ総裁は、
恵まれないが賢い生徒が教育を受けられる意義、国際図書館
を含めたセンター本部建設の必要性を訴え、
日本の人々のスリランカに対する協力に感謝の意を表した。
最後に同センターに対する日本の機関の代表として、
C.P.I.の小西会長は、
「他の国の人々の生活を知ることは、日本の我々にとっては、
広い見方をつくることになり暖かい心をつくる糧となるだろう。
私たちと出会ったときは、どうか素敵な笑顔をください」
と挨拶し、満場の拍手を受けた。