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朝日新聞 京都版 1999年09月26日
《日本の里親に感謝込めスリランカの踊り》
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----- 以下掲載記事全文
《日本の里親に感謝込めスリランカの踊り》
日本の教育里親から教育費の支援を受けている
スリランカの少女らが京都を訪れ、
26日午後2時半から、府立文化芸術会館(上京区河原町広小路下ル)で開く
(入場無料。)
「里親への感謝を込め、日本でスリランカの生活を知ってもらう
劇と舞踊を演じたい」と今月中旬に来日。
出来る限り多くの教育里親に会えるよう
全国を縦断して巡る公演キャラバンを続けている。
家庭環境に恵まれないスリランカの子どもたちに援護金を送る教育里親制度は、
C.P.I.教育文化交流推進委員会本部・東京)の呼びかけで1988年から始まった。
現在、京都など全国に約1800人いる会員の中で、1300人の里親が、
毎年約1600人のスリランカの子どもたちに、
現地の協力団体を通じて学用品や通学費に使う学資を送っている。
来日しているのは、支援を受けながら高校に通う女子生徒と卒業生と付添いで16人。
十六日に来日し、これまでに福岡や神戸で公演や教育里親らとの交流会をしてきた。
26日には、少女たちが民族衣装を着てスリランカの舞踊を披露するほか、
現地の家庭や学校での生活ぶりを演劇で紹介する。
少女らは日本での公演に向けて3ヶ月におよぶ練習を続けてきたという。