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朝日新聞東日本版 1999年9月27日朝刊
《スリランカを知って》
援護団体、子ら招き公演
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----- 以下掲載記事全文
《スリランカを知って》援護団体、子ら招き公演
日本で「教育里親」を募ってスリランカとインドネシアの子どもに教育費を贈っている
民間の非営利団体「C.P.I.教育文化交流推進委員会
(小西菊文会長)が、スリランカから「教育里子」の高校生と卒業生
付き添い16人を日本に招いた。
スリランカの生活を紹介する演劇と伝統舞踊
(生活を表す踊りの数々)公演をし全国を縦断している。
各会場とも入場無料。
日本の子どもにスリランカを知ってもらいながら、
日本の政治経済不安の影響で減っている教育里親を
増やす期待も込められている。
C.P.I.は1998年から、経済的事情で学校に通えない
スリランカとインドネシアの子どもに
学用品・補習費や下宿代(特別奨学生)などのため、
教育里親からの年間24,000円を教育支援費として、
現地の協力団体を通して、13歳の時点で成績優秀者を選び、
日本の中学・高校に相当する課程を修了するまで援護をしている。
教育里親は、子どもが修了するまでの期間を、責任を負うことになる。
現在、約1800人の教育里親で約2,100人の子どもを奨学生としている。
高校進学率が2割に満たない両国で、これまで援助を受けた子どもは、6,800人に達した。
公演は劇と舞踊・歌の3部構成。
一部で
ヤシの葉ぶきの小屋で暮らす貧しい家庭の朝を紹介する。
二部は、
舞台を学校風景にして、柱と屋根だけの校舎で学ぶ姿を紹介する。
三部は
民族衣装をつけた生活の話に振り付けた伝統舞踊で、
観客と一緒に歌い踊る工夫もしている。
一行は16日に来日し、すでに福岡市、神戸市などで公演を終えた。
今後は
▽10月2日、浜松の天林寺
▽10月3日、静岡市の中央公民館
▽10月9日、千葉市の県文化会館
▽10月13日、東京都児童会館
▽10月17日、札幌市大谷短大講堂
▽10月23日、横浜市の泉区民センターで公演する。
=入場申し込みは、はがきで=
住所・氏名・年齢・電話を明記の上、
〒1530064 東京都目黒区下目黒1の5の19-106
C.P.l.「目黒事務所」へ。
問い合わせは :TEL 0422-49-3808
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