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中日新聞 1999年10月3日
《もっと知ってスリランカ現地高校生ら、日本語で劇や踊り》
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----- 以下掲載記事全文
《もっと知ってスリランカ現地高校生ら、日本語で劇や踊り》
浜松市下池川町の天林寺で二日、C.P.I.教育文化交流堆進委員会主催の
「日本縦断演劇キャラバン」として来日中のスリランカ人高校生らが、
日本語による劇や踊りを披露した。
C.P.I.は1979年の設立から10年後、1988年から、
スリランカやインドネシアの貧困家庭の子供たちに
教育里親制度による教育支援活動を開始し、
昨年その活動10周年を迎えたNGO(非政府組織)。
今回は日本から教育支援を受けて高校に在学中、または
卒業したスリランカ人女性11人と、付き添い五人の計16人が
「教育里親に感謝し、スリランカの様子を日本の子どもたちに伝えたい」
という目的で来日。
福岡から札幌まで10ヶ所を巡回し、劇や踊りの公演をしている。
劇は、すべて日本語で行われ、スリランカの家庭や学校の様子などを、
手作りのセットなどを用いて細かく表現。
水浴びや紅茶つみの際に踊る伝統舞縮も披露された。
家族四人で劇を見に訪れていた、浜松市入野町の
池上恒太くん(8歳) は
「とても上手な日本語で、スリランカの様子がよく分かる」
と感心した表情で話していた。