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静岡新聞 1999年10月4日
《 静岡でスリランカ演劇キャラバン隊 鮮やかな衣装で公演 》
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----- 以下掲載記事全文
《 静岡でスリランカ演劇キャラバン隊 鮮やかな衣装で公演 》
教育里親の援助に感謝伝えたい
日本の教育援護団体から教育支援を受けてきた人々により
構成されたスリランカの演劇キャラバン隊が三日、静岡市を訪れて
同市東草深町のアイセル21で「日本縦断公演」を開いた。
貧困のために満足な教育を受けられないスリランカの子供たちに、
教育里親として資金援助をしている日本の
「教育文化交流推進委員会(C.P.l.)」
の里親たちに感謝の気持ちを伝えたい、初来日。
全国10ヶ所をホームステイ等しながらマイクロバスで巡演している。
公演では、スリランカでの家庭生活や学校の様子を
ユーモアを交えた流ちょうな日本語で演じた。
出稼ぎに行った子供が母親を思う歌や、水浴び
茶摘みを表現したダンスなどスリランカの伝統文化も披露。
鮮やかな民族衣装と優雅なスリランカの文化に、 約百人の来揚者は見入っていた。
C.P.l.は、これまでに4600人のスリランカの子供たちに 教育里親を募って支援してきた。
現在、会員は全国に1800人。
小西菊文会長は、 「この縦断公演を通し、教育を受けたくても受けられない、
優秀なスリランカの子供たちへの温かい支援がもっと 広がるとうれしい」と話した。