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読売新聞 福岡版 1999年09月19日
≪スリランカの子どもたちが、教育支援を訴えての公演≫
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----- 以下掲載記事全文
<<スリランカの子どもたちが、教育支援を訴えての公演>>
日本からの教育費援助を受けているスリランカの子どもたち12人が、
18日、福岡朽南区の福岡女学院を訪れ、
民族舞輌や日本語劇などを披露、交流を図った。
民間の教育援助団体
C.P.I.教育文化交流推進委員会(本部・東京都三鷹市)が招き、
同校での交流を手始めに、十月下旬まで、全国10会場で公演する。
C.P.I.は、「教育里親運動として途上国での教育支援を
十年以上にわたって続けている。
全国の約1800人の会員が資金を出し、
スリランカでは年間約1600人の子どもたちを
高校や大学に通わせている。
今回の来日は、日本の里親に子供たちの成長した姿を
見てもらうとともに、支援の輪の拡大を呼び掛けるのが目的。
この日は、同校(福岡女学院)の中学一年生180人と
高校二年生70人が、公演を鑑賞した。
スリランカの子供たちが、来日のために数ヶ月かけて練習した
日本語劇で、スリランカの家庭や学校の様子を再現。
民族舞踊や歌も披露し、生徒らの拍手を浴びていた。
19日午前10時からは小郡市立か郡幼椎園で公演、
無料で一般に公開する。
C.P.I.の小西菊文会長は
「スリランカでは高校を卒業できるのは、10%程度。
しかし、教育への希望を持つ子供たちの目は輝いており、
日本の子供たちにその姿をぜひ見て欲しい」と話している。